暦注(れきちゅう)とは
暦注(れきちゅう)とは、日本の暦やカレンダーに記載されている、その日の吉凶、特定の活動に関する運勢、自然や季節をあらわすもの、といった注記のことを指します。
暦注の起源は、自然の法則や天体の動きを観察し、人間生活と調和させようとする古代の知恵にあります。これには、四季の移り変わりや天体現象が人間の生活に重要な影響を与える、という考え方が反映されています。
また、古代から伝わる占いや伝統的な習慣にも基づいており、日々の暮らしや重要な行事を計画する際に参考とされてきました。引っ越し、開業、冠婚葬祭といった人生の節目における日取りの決定だけでなく、日常生活における行動の指針、ひいては政治的な儀式の指針としても用いられることがあります。
現代の日本でも縁起を重んじる文化の中で広く利用されています。一方で、単なる迷信と考える人もいますが、暦注は長い歴史の中で培われた知恵であり、文化や伝統を理解する上で重要な役割を果たしています。
本サイトでは下記の暦注を掲載しています。
※厳密には暦注と呼べないものも含まれていますが、暦と関わりが深いため掲載しています。
暦注 | 概要 |
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祝日 | 国の歴史的な出来事、功績のあった人物に由来して制定された記念日のことです。 |
旧暦 | 一般的には明治6年に今の暦が採用される以前に使われていた天保暦を指します。ただし、現在「旧暦」として使われている暦は天保暦とわずかに異なります。 |
六曜 | 日に吉凶を割り当てたものので、先勝、友引,先負,仏滅,大安,赤口の6種類があります。 |
干支 | 十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60を周期とする数字の並びで、年、月、日、時間、方角など特定するために用いられるものです。本サイトでは年、月、日の干支を記載しています。 |
九星 | 運勢・相性・方位を占うために用いる一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の九つの星のことです。 |
二十七宿 | 中国で生まれた二十八宿がインドに伝えられた後、占いに使用されるようになったものです。 |
二十八宿 | 元々は古代中国の天文学で用いられたものですが、やがて日々の吉凶を表すものとなった暦注です。 |
十二直(中段) | 北斗七星の動きを日々の吉凶判断に用いた暦注です。 |
二十四節気 | 二十四節気は1年を24等分し季節を表す名称を付けたものです。 |
七十二候 | 七十二候は二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のことです。 |
雑節 | 二十四節気や五節句以外の季節の移り変りを表すものです。 |
暦注下段 | 日々の吉凶を表す暦注で、昔の暦の最下段に書かれていたため「下段」と呼ばれます。 |
選日 | 暦注のどのカテゴリにも属さないものの総称です。 |
月齢 | 新月(朔)からの経過時間を日を単位として表したものです。 |