暦注(れきちゅう)とは、暦本に日付の他に記載されている注記事項のことです。吉凶や運勢、季節をあらわすものなど様々なものがあります。本サイトでは下記の暦注を掲載しています。

※厳密には暦注と呼べないものも含まれていますが、暦に関わりが深いため掲載しています。

暦注 概要
祝日 国の歴史的な出来事、功績のあった人物に由来して制定された記念日のことです。
旧暦 一般的には明治6年に今の暦が採用される以前に使われていた天保暦を指します。ただし、現在「旧暦」として使われている暦は天保暦とわずかに異なります。
六曜 日に吉凶を割り当てたものので、先勝、友引,先負,仏滅,大安,赤口の6種類があります。
干支 十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60を周期とする数字の並びで、年、月、日、時間、方角など特定するために用いられるものです。本サイトでは年、月、日の干支を記載しています。
九星 運勢・相性・方位を占うために用いる一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の九つの星のことです。
二十七宿 中国で生まれた二十八宿がインドに伝えられた後、占いに使用されるようになったものです。
二十八宿 元々は古代中国の天文学で用いられたものですが、やがて日々の吉凶を表すものとなった暦注です。
十二直(中段) 北斗七星の動きを日々の吉凶判断に用いた暦注です。
二十四節気 二十四節気は1年を24等分し季節を表す名称を付けたものです。
七十二候 七十二候は二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のことです。
雑節 二十四節気や五節句以外の季節の移り変りを表すものです。
暦注下段 日々の吉凶を表す暦注で、昔の暦の最下段に書かれていたため「下段」と呼ばれます。
選日 暦注のどのカテゴリにも属さないものの総称です。
月齢 新月(朔)からの経過時間を日を単位として表したものです。