ガーベラは眺めているだけで元気になれるような、明るく陽気なイメージの花を咲かせます。

花の色もピンク、赤、白、黄色、オレンジ、グリーンなど、とても豊富です。

また花のもちが良く、フラワーアレンジメントでも多く用いられています。

花茎だけが長く伸びて咲く、すっきりとした姿が印象的な花です。では葉はどこにあるのかというと、地面の近くに集まって茂っています。

ガーベラの基本的な情報

学名:Gerbera jamesonii Hybrid
和名:オオセンボンヤリ
その他の名前:ハナグルマ
科名 / 属名:キク科 / ガーベラ属

品種について

原種の「ヤメソニー」は赤色で花弁が細く、花びらの枚数も多くありません。

ですがヨーロッパを中心に、盛んに品種改良が進められました。他のいくつかの原種との交配によって、多数の園芸品種が育成されています。

その数は2,000を超えると言われ、毎年のように新品種が生まれているほどです。

花の色も多彩ですが、花の形もバリエーション豊か。咲き方により、以下のように分類されます。また、代表的な品種は次の通りです。

  • 一重咲き・・・ベビードール、リノーザ
  • 八重咲き(フルダブル)・・・デュラスト、ブラックパール
  • 半八重咲き(セミダブル)・・・シルバースノー、スーベニア
  • スパイダー咲き・・・トマホーク、スターダスト
  • アネモネ咲き・・・ツイスター
  • カール咲き・・・パスタベネチア、パスタポモドーロ
  • ポンポン咲き・・・ヒマリア

ガーベラは花の大きさで、高性種、小型種(ミニガーベラ)、ガーデンガーベラ(花壇用)のように分類するケースもあります。

どんな花?

小鉢や寄せ植えに向く小型で丈の低いものから、切り花用の背の高いものまで、モダンで華やかな花として広い用途があります。

名前もよく知られており、親しみやすい花です。

株全体には「うぶ毛」のような細かい綿毛が密生しており、ソフトな感じがします。

また、目と呼ばれる花の中心の部分もバリエーション豊かです。淡い黄緑色から黒っぽいものまであり、花弁との対比が程よいアクセントにもなっています。

ガーベラの花言葉

ガーベラは、花の色別に、以下のような花言葉があります。

  • ピンク・・・思いやり、感謝、熱愛、気高い美しさ、崇高な愛、童心にかえる
  • レッド・・・神秘、前向き、常に前進、限りなき挑戦、燃える神秘の愛
  • オレンジ・・・神秘、冒険心、我慢強さ
  • イエロー・・・親しみやすい、やさしさ、究極美、究極愛
  • ホワイト・・・純潔、律儀、希望

おわりに

ガーベラはどの色を選んでも非常にポジティブな花言葉を持つので、素敵な印象を与える事が出来ます。その為、花選びに迷ったらぜひガーベラをチョイスしてみてください。

花束やアレンジメントなどの定番でもあり、親しみやすい花の姿と知名度の高さで人気もあります。

メッセージ性のあるフラワーギフトとして、大切な方へとガーベラを贈ってみてはいかがでしょうか。